シーカヤック。細くて長い、ちょっと変わった形をしています。
小さいけど、海の上を自由に移動できて、水面に近い目線からすぐ近くに地球を感じられるフネです。
極北の民イヌイットの狩猟道具が起源ですが、今はその楽しみ方も色々。
カヤックにキャンプ道具を詰め込んで、何日も海の旅に出る人もいれば、カヤックから釣りを楽しむ人。
それから、シーカヤックのツアーカンパニーを利用して、身軽に、気軽に日本や世界各地の海で遊ぶというスタイルもあります。
フリークラウドでは安定感にすぐれた二人乗り艇を使用し、安全基準をクリアしたガイドが、瀬戸内海の魅力を紹介します。
シーカヤックが初めての人も、何度も経験している人も、より安全により楽しく、シーカヤックのプチ冒険へ出かけませんか?
「帽子、水、日焼け止め」はマストアイテム
「トイレに行きたくなったら困るから」と、水を飲まない方が時々おられます。
が、とんでもない!
汗をかく夏場は、気づかないうちに水分不足に陥りやすいものです。そうなると怖いのが熱中症。軽い頭痛などはその初期症状です。一回にゴクゴクと飲まなくてOK、少量を頻繁に飲んでください。
海の上では、太陽の光が容赦なく照りつけます。熱中症、それから日射病の予防に必ず帽子をかぶってください。風で飛ばされることがあるので、紐がついていると安心ですね。手ぬぐいやタオルを頭に巻くのもOKです。
赤くなってしまったひどい日焼け。「もっと気をつけたらよかった…」と思っても、後の祭りです。海は水面からの照り返しで、陸上よりも紫外線量が多いといいます。日焼け対策には入念に行いましょう。まずは日焼け止めでしっかりとガード。特にシーカヤックのようなウォータースポーツでは、日焼け止めは汗や海水で流れやすいので、こまめに塗るのがポイントです。
速乾素材の長袖Tシャツや、タオルを首に巻くなど、なるべく肌の露出は避けましょう。
クラゲなどによる不測のケガを防ぐことにもつながります。
自分で漕ぐシーカヤックは、動力船ほど乗り物酔いの心配はいりませんが、不安な方は海に出る30分前を目安に、酔い止め薬を飲んでおくと安心です。
船酔いを防ぐコツはいくつかあり、ガイドはそれらを織り交ぜながらツアーを組み立てていきます。初めての方に多い例では、ちゃんと漕げているか不安なために、パドルや手元ばかりを見て酔ってしまうケース。シーカヤックは進んでいればOK。細かいことは気にせず、視線を遠くに、景色を楽しんでしまいましょう。こうすることでも、船酔いは幾分解消されます。
酔ってしまうと、その後のツアーはとにかくツライものになりがち。船酔いは早期に対処すれば、格段に気分が良くなります。「酔ったかな?」と思ったときには、我慢せずに、早めにガイドに知らせてくださいね。
シーカヤックをはじめ、アウトドアの遊びには女性ならではの不安や心配があるかと思います。「外でのトイレって?」「生理のときは??」フリークラウドの女性スタッフはガイドとしても勤務しています。お気軽にご相談ください。
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