シーカヤック・ツアーで目指すのは、沖合いに浮かぶ無人島、大蔦島と小蔦島です。地元の人はふたつの島の総称として、「つた島」と呼んでいます。
町からは目と鼻の先の距離に浮かぶ島ながら、ひとたび島に渡れば、無人島らしいゆっくりした時間の流れと、たっぷりの自然が待っています。
瀬戸内でも高い透明度と砂地の続く仁尾周辺の海は、太陽の光がさすと浅瀬から深みを増すにつれて、碧のグラデーションが現れます。
潮がひくと、島内にいくつかできるタイドプール。水中観察も海遊びの楽しみのひとつです。貝や小エビが住んでいます。
名前の通り平らな大きな岩です。100人はゆうに座れるほどの広さと言われます。休日にはたくさんの釣り人が大物を狙います。
海に面し、開放感バツグンのキャンプ場。無人島に、こんなキャンプ場が?という穴場スポットです。
子孫繁栄の神様。天狗神社のご神体以外にもつた島には変わった形の巨石がいくつもあり、昔から信仰の対象となっていました。
大蔦島の高台にあり、島内でも特に眺めのよい場所。仁尾の町や燧灘の景色が楽しめます。すぐ脇には烏帽子岩という大きな石があります。
気候の穏やかな仁尾周辺には、古くから人が暮らしていました。小蔦島からは古代人の貝塚や土器が発見されています。
浦島伝説が多く残る荘内半島の中でも、この丸山島は太郎が子いじめられていた亀を助けた場所、と言われています。島には「浦島神社」があり、干潮時は歩いて渡ることができます。
この一帯は日本の夕陽100選にも選ばれた、絶好の夕日スポットです。
遠浅のビーチの少ない香川県では珍しく、南北に1kmの砂浜が続き、穏やかな波が打ち寄せる海水浴場。この場所も夕陽の好スポット。